【読書レポート2冊目】レバレッジ勉強法(本田直之 著)


こんにちは。シカです。
今回は本田直之さんの「レバレッジ勉強法」という本を読んだ感想を書いていきたいと思います。
本田さんは東京・ハワイに拠点を構えており、年の半分をハワイで生活するデュアルライフを過ごしている方じゃ。勉強法をしっかり勉強するとよいぞ。

第1の壁
このような勉強法を始める場合どうしてもまず第一の壁がでてきます。
それは「なぜこれをやるのかという理由付けです。」と筆者は書いています。
とにかく理由を探してリスクや忙しさから逃げに走って、結局続けられません。
少し始められてもすぐに携帯のゲーム、小説、ニュースやYouTubeにいってしまいます。
そこを勉強として捉えて生産的に何かを身につけるのならば良いですが、だらだらと受動的に娯楽を享受するだけです。
2日後に何をみていたかを聞かれると1本、2本の話ができるかどうかです。
であるならば、何かを身につけるために勉強の荒波に身を任せてもよいのではないか。そう思えます。
筆者はこう書いています。
とにかく何も考えずに始めよ!!!気合いをいれるな、自然とやれ!!

やらない善よりやる偽善。そういうことですね。
成功している人は勉強している
おっしゃる通りですね。
やっぱり魅力ある人や行動力がある人はとにかく勉強していますね。
ここでの勉強は資格としての勉強だけではありません。
筆者は資格勉強、ノウハウ勉強、情報の取得などすべてが勉強と言います。
なので将来的にずっと勉強は続くことになります。
おじいちゃんになっても行動的にいたいのであればずっと勉強です。

よく、勉強ってなんでやるのかという質問がありますがその答えな気がしますね。
学校の知識を身に着けるのも重要じゃが、成長や何かを成し遂げるためには必ず勉強が必要になるのじゃから勉強の仕方を習得するのは良いことじゃな。

ROIを意識した勉強
ROIとは、return of investです。
投資に対してどこまで利益が得られるか。
投資をするのであれば選択と集中が重要です。
そこで筆者はすぐに効果のあるものを以下としています。
- 金融
- 語学
- IT
投資は分散投資を求められますが、時間が有限であり余裕も無いのであれば集中するべきです。
なんとなくで選ぶべきではない。
株もやって、簿記もやって英語もやることが分散ではない。
最初は広い選択肢からどんどん集中すべきですね。

ある程度項目は絞ったほうがよいのですね。では私は以下を勉強していこうと思います。
【金融】
すでに国内株式を取得していますが、その知識をある程度つけていこうかと。国外株式は今後としようかなと。
なのでセミナーに行くのと、本を読みます。
【語学】
語学はどうしようか迷います。
英語、中国語、フランス語で迷っています。大学の授業で中国語とフランス語をやっていたのでやるのであれば英語以外もありかなと思っています。
しかし来年にニュージーランドに行く予定としていますので英語一択でしょう。
そのためには一番リスニングとスピーキングを学びます。
【IT】
やっぱりこれからの時代は人工知能です。
あまりITを勉強できていないため整理しなければいけないですね。
【主要三科目に加えて世界遺産】
世界の人と話すときに知識となる。
そのように筆者は書いています。
なるほどなと納得したものです。その国に知識があることにもなり、歴史などの知識もつくことになる。

海外旅行に行く際の知識としてもっておくと現地に行った際の感動も一際じゃ。
インプットとアウトプットのサイクルが重要
徹底的にその業界を調べまくる。
本文より
そうやってインプットすることで自分の知識としたあとに、アウトプットにて相手にあげる。
そうすると返報性の原理により相手も返してくれる。
これをスパイラル手法と呼び、筆者は今でも継続しているとのことです。
大人の勉強は復習よりも予習がとても重要ですね。
そういう意味で社会人と学生は違いますね。
学生はインプットと復習が求められ、社会人は予習とアウトプットが求められる。
日本人と外国人の違いもありそうですね。今度考察してみます。
継続するために気分は無視する
とにかくやることが重要と筆者は書いています。
そこに気分は必要ありません。
無意識に勉強するような習慣をつくってしまう。
その仕組みづくりがとても重要と書いています。
作業興奮(※)の効果を利用して継続させるのが重要ということです。
(※)作業興奮とは心理学者クレペリンが提唱した「やる気がない状態でも、一旦行動を始めるとやる気が出て簡単に継続できるようになる心理現象のこと」です。
自分の脳をだまして少しずつやる気にさせてしまう。
とくに単純作業が良いとされています。
書くことや能動的な行動があるとさらに良いです。
単語の書き出しなどです。
速読も良いでしょう。
上述の作業興奮をつくりだしてしまうべきですね。
この話をきくと「ベイビーステップ」というテニス漫画を思い出します。

テニス初心者の主人公がラケットの握り方から徐々にステップアップしてプロにまでなるという物語じゃな。
赤ちゃんの1歩でも動き出せれば何かが動くというメッセージが詰まった本当に面白い漫画です。
書いていたらもう一度読み直したくなりました…今度読み直します。
さて、この初動効果を考えると「小学生の時間割」が良いみたいです。
受験勉強のときは確かに時間割をつくっていた気がします。
そうするのものすごくやる気が起きて勉強していました。
社会人になり何をするにも特に決まっておらず、受動的に過ごしていたので気分も下がっていたのかもしれません。
自己投資は朝おこなう
よくあるビジネス書にもあるように朝は有効なようです。
早起きの習慣をつくることが重要です。
夜は飲み会や他の方とのアポがあるため確実にとれるとは言えません。
そのため朝に行うのが良いと筆者は書いています。
このあとは具体的な勉強方法等が記載されていたので詳細は本をご確認ください。
箇条書きにて重要と思われるものを羅列します。
- 資格勉強は過去問をやる
- 寝る前に暗記、朝起きて復習
- 通うのであれば英会話の個人レッスンに通え(ただしよく吟味すること)
- NHK英会話は良い
以上です。とにかくやることと気分とか関係無くやり続けることが継続への近道と感じました。

小さいことからコツコツと初めて作業興奮を利用したいものじゃな。
まとめ
重要なことが多く文章が大量になってしまいました。
ここはびしっと五七五でまとめたいと思います。
1歩でも
動けばきくぞ
レバレッジ
彷徨うシカ
初動効果がけっこう気に入りまして、それを込めた五七五にしています。
他のまとめ五七五は以下にまとめていますよ。
記事:これまでのまとめ五七五
ではでは。