【読書レポート5冊目】君がオヤジになる前に(堀江貴文 著)

彷徨うシカ
彷徨うシカ

こんにちは。シカです。まだまだオヤジではありませんが、30歳手前ということでホリエモンの著書「君がオヤジになる前に」を手に取りました。今回はその中で重要な部分について書いていきたいと思います。

2010年に発行された本じゃが、ホリエモン節が冴えわたった名書じゃな。

導くフクロウ
導くフクロウ

概要(前書きより)

自分が38歳になるなんて想像したこともなかった。いや、想像しないようにしていたというのが正確な表現か。

世間的に38歳というのは、いわゆる「オヤジ」まっただなかの年齢だ。

この本は、そんな世代をこれから迎える人たちへ向けたものである。

初めに断っておくが、僕が本書で定義する「オヤジ」とは、年齢的なものではない。

あらゆることー家族との向き合い方や仕事への接し方、服装や体型に至るまでーを、より良き方向へ改善しようとすることを放棄してしまった者たちへの表現だ。

本文前書きより

前書きにもうタイトルの伏線回収がありました!!!

オヤジとは年齢ではないと。

考えることをやめて思考を停止した人がオヤジであると。

一方で常に考え続け、成長し続ける者はオヤジじゃないのだと。

2010年に出版されているので10年も経っていますが、ホリエモンの言動の根幹にはこの考え方があるのだと思います。

「君がオヤジになる前に」というタイトルを意訳すると、思考停止状態になる前にということでしょう。

つまりは成長し続けるには何をすればいいのかということを書いた内容なのですね。

では、本文にはいっていきましょう!

25歳の君へ

日本人は人と同じことをすると安心する

本書は各章ごとに年齢イメージをつくり章立てしていました。

25歳の話題は「起業」でした。

ふつうに就職するのではなく失敗してもよいので起業することで、財務知識や起業するためのノウハウなどお金以外に得られることがたくさんあると。

このように考えて起業することが日本人は少ないことにホリエモンは日本教育にヒントがあると書いています。

「右へならえ!協調性を重んじろ!」の大号令が、子供たちから思考を奪ってしまう。

そのくせ「個性をもて!」だなんてむちゃくちゃだ。

本文より

個人的には島国の気質と村文化が大きいのかなと思いますね。

移動することができずその村で社会を形成するのかが日本では重要であったため、そのような教育になったのかなと。

そんな教育を忘れて行動提案をまずはし続けるのが20代は重要とのことです。

導くフクロウ
導くフクロウ

日本人は「世間の目」というのを重要にとらえることが多いようじゃの。

食生活の均一化は思考を停止させる

食生活や帰り道を均一化させるのは思考を停止させる可能性があるという。

確かに特に意識していないと同じようなお店・メニュー・帰り道・行動になってしまいがちですね。

美味しいお店を新しく見つけるだけでも多くの発見があり、ツイッターやブログで発信できるネタとなります。

均一化した1日だと何も思考していないことになってしまいます。

だからこそ、新しい駅・店・行動をすることで成長していくべきだとホリエモンは書いています。

彷徨うシカ
彷徨うシカ

均一化することで他に意識が向くということもあると思いますが、その部分が思考停止している可能性はあるのでしょうね。

若いうちに何か自分ひとりの力で成し遂げる

社会人として最盛期なのは20代だとホリエモンはいう。

ここが重要なのでしょう。

30代、40代になる前に若いうちから行動を起こし、成功体験を獲得する。

趣味でやっているブログを書籍化させるとか。

会社のマドンナを口説くとか。

何か自分ひとりの力で成し遂げることがオヤジ化しないための布石となる!!!

ここで心に残った名言を書きたいと思います。

面倒くさいというのは思考停止した人間の、自覚のない敗北宣言だ。

本文より

32歳の君へ

自分の商品を盲目的に何の苦労もなく売ってはいけない

この言葉はブログにも言えますね。

本の抜粋になるのではなく、何か思考した内容が反映されていないといけません。

商品を扱う人も同じであり、工夫が無ければ成長の余地もなく思考停止している状態だという。

恐怖を取り払うのは思考しかない

とにかく思考をしろというのをいろんな角度から言っていますね。

仕事に不安があったり、アドリブがきかないことに自信を無くしているのは単純に思考が足りないだけだと。

楽観的になるのではなく完全に理論武装するべきだと。

彷徨うシカ
彷徨うシカ

カメラを止めるな。ならぬ、思考を止めるな。ということですね。

38歳の君へ

身体のメンテナンスにはお金をかけるべき

まずは体力と筋肉を気にして歯周を気にしろという。

QOL(クオリティオブライフ)において最重要のひとつは歯の健康だといえよう

本文より

甘いものも食べ、寝る時間も規則正しいわけではないというホリエモンがここまで言うということはかなり重要なんでしょうね。

私は虫歯になったことが無いので少し甘いところがあるかもしれません。。。

導くフクロウ
導くフクロウ

虫歯と歯周病はまた違うからの。歯茎まで気にかけたほうがよいの。

まとめ

もっと多くのことが書いてありましたが、個人的に気になったものをまとめてみました。

面白そうだと思えばぜひ読んでみてください。

それでは本記事のまとめ五七五を詠みたいと思います。

考えよ

動いて動いて

脱オヤジ

彷徨うシカ

他のまとめ五七五は以下にまとめていますよ。

記事:これまでのまとめ五七五

ではでは。