ふるさと納税って何?メリットは?


こんにちは。シカです。今回はふるさと納税の記事を書いていきたいと思います。
昔からテレビやネットで話題になっていますのでご存知の方は多いと思いますが、改めて調べてみました。
私も昨年使っているのですが、忘れていますので備忘もかねています。
使える制度はめいっぱい使ってやりましょう!!
目次
ふるさと納税って?

ふるさと納税とはそもそも何なのでしょうか?
総務省はこう言っています。
納税とはいいつつ実際には都道府県、市区町村への「寄附」です。
総務省ふるさと納税ポータルサイトより
単純に言うと従来支払っている所得税や住民税の一部をふるさとに寄附しようじゃないか!という制度です。
その際に自治体によっては何か返礼の品がありますよーという制度ですね。

寄附の趣旨は「地元の応援」「被災地の応援」「好きな自治体の応援」が大前提であることは覚えておこうの。
いつからやっているの?
年末になって盛り上がりを見せてきた(そうでもない?)ふるさと納税は、実際いつから行われているのでしょうか。
答えとしては”2008年”からとなります。
思ったよりも前から実施されている制度なんですね。
税収の減少や地域間格差の是正を推進するための構想として当時の福井県知事(西川一誠氏)が2006年10月に「故郷寄付金控訴」の導入を提言したのが始まりとされています。

国からの発案ではなく、地方からの提案なんですね。意外です。
確かに都市に人口が集中することで税収の格差は広がる一方なので、是正格差を促すのは良いことなんでしょうね。
また、ここまで認知度を上げてきたのは「ワンストップ特例制度」が適用されたことが大きいとされています。
ワンストップ特例制度とは、2015年4月1日より開始された制度です。
確定申告の不要な給与所得者等(サラリーマンなど)が行う5団体以内のふるさと納税であれば、確定申告が不要となる制度です。
2014年度までは適用者数が43万人程度(※)だったのが、2015年度からは129万人(※)と急増しています。
2018年度には2322万人(※)にものぼり、多くの人が活用しているのがわかります。
2018年度のふるさと納税額は延べ5127億円にもなっており、地方活性化に大きな意味をもっています。
(※)総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果(令和元年度実施」より
メリットは?

ふるさと納税はメリットがあると言いますが、何がメリットなんでしょうか。
いろいろあるが主に3つのメリットがあると言われておるの。

ⅰ)所得税および住民税が控訴される!
これを聞くと納税額が少なくなり節税になるのか!?と勘違いするかもしれませんが、実際には納税額の支払総額が減るわけではありません。
以下にどれくらい控除されるか例を示したいと思います。
例)かんたんシミュレーション(※ふるさとチョイスより)
単身かつ年収が800万円の方がいるとすると、寄付額目安は131,000円となります。
もともと同じくらいの金額を年間納税している計算になります。
実際はこの131,000円から2,000円を引いた金額が、翌年納める住民税さらに所得税の還付にて控除されます。
確定申告の場合は所得税の還付と住民税の控除があり、ワンストップ特例の場合は控除額の全額が翌年度の住民税から控訴されます。
実際に住民税が控訴されるのは5~6月に控訴されるものとなります。
※https://www.furusato-tax.jp/about/simulation
ⅱ)実質負担2,000円で特産品や地元応援ができる
これまでただ納税していただけの税金分を実質負担2,000円で”地元の応援”ができたり”特産品や名産品を受け取る”ことができます。
ただ納税していただけでは何も手に入っていなかったのに対し、食料品や名産品などが手に入るようになればメリットはありますね。
ⅲ)好きな自治体に寄附できる
ふるさとの自治体以外にも、支援したい被災地や応援したい自治体にも寄附ができます。
返礼品や寄付金の使い道から寄付先の自治体を選ぶこともできます。
デメリットは?

メリットはたくさんありそうですね。でもデメリットもありますよね。
デメリットはあまりないが、強いていえば2つほどかの。

ⅰ)家計を一時的に圧迫(先に支払うことになるため)
ふるさと納税は次年度に支払う所得税および住民税の支払いを先に支払うことで返礼品として何かを受け取ったり、自治体を応援したりする制度です。
そのため次年度分を先に支払うことで一時的に家計を圧迫することになります。
数万円でも先に支払うことには変わりないので、そこは自分の財布と家計簿に相談して決めるとよいと思います。
ⅱ)計算や制度が複雑(理解しないとわからないことが多い)
やってみれば簡単なものですが、実際に活用するまでは勝手がわからず敬遠しがちです。
細かい制度を把握するのは大変ですが、大まかに理解する分であれば数分あれば十分です。
特に敬遠せずに試してみるとよいと思います。
このようにデメリットもありますが、制度を理解すればメリットしかない制度です。
ぜひ活用してみましょう。
まとめ
ふるさと納税の使い方は以下にまとめていますのでご参照ください。
では最後にまとめ五七五を詠みたいと思います。
離れても
思いよ届け
ふるさとへ
彷徨うシカ
実際には返礼品目当てが多いと思いますが、根本的な目的を書いてみました。
他のまとめ五七五は以下にまとめていますよ。
記事:これまでのまとめ五七五
ではでは。