ワンピースの歴史を年表にまとめて考察してみた【時系列】


100巻まであと数巻と迫った超人気漫画ONE PIECEの主な歴史をまとめてみました。
世界での累計発行部数が4億5000万部を超えた日本の有名漫画「ONE PIECE」は96巻(2020年5月11日現在)まで到達し、物語も終盤になってまいりました。
ONE PIECEをめぐる考察で盛り上がる内容に空白の100年があります。
他にも1000年以上前の国の話が少しでてきたりと物語に重みを足してくれる歴史について、一覧にしてまとめてみました。
またその年表からわかることも整理していきたいと思います。
※ネタバレ含みますのでご注意ください。
考察兼妄想なのでそのような予想を見たくない方はご注意ください。
目次
ワンピースの歴史年表
それでは早速私が作成したワンピースの歴史年表をお見せします。
細かい年数になると列数が多くなるため概算での表示になっています。
物語の根幹にかかわる部分を抜粋して記載しております。

このように主な出来事をまとめるといろいろと推測ができると思います。
以下考察をつらつらと書いていきます。
空白の100年以前から栄えていた国
年表からわかるようにいくつかの国が空白の100年以前から存在しています。
・アラバスタ
・シャンディア
・ワノ国
・リュウグウ王国
・ドレスローザ
・ゾウ
これらの国はほぼすべて歴史の本文(ポーネグリフ)を所持しています。
アラバスタの歴史の本文(ポーネグリフ)にはプラトンの在処。
シャンディアの歴史の本文(ポーネグリフ)にはポセイドンの在処。
ワノ国はラフテルへの指針である赤いポーネグリフ(カイドウが所持)。
リュウグウ王国の歴史の本文(ポーネグリフ)には人魚姫への謝罪文。
ゾウの歴史の本文(ポーネグリフ)にはラフテルへの指針である赤いポーネグリフ。
ただし、ドレスローザにはポーネグリフがありませんでした。
ポーネグリフはオハラのクローバー博士が考察したように滅亡した巨大な王国が残したものだとすると、所持している国は巨大な王国陣営だと推測できます。
シャンドラやゾウ、リュウグウ王国、ワノ国はポーネグリフを守るために闘ったり鎖国しているためにたしかに巨大な王国陣営と思われます。
ただしアラバスタについては疑問が残ります。
アラバスタは天竜人の末裔である最初の20人の一人だったという会話があります。
空白の100年に巨大な王国陣営と現世界政府陣営が戦争をしたと仮定すると、空白の100年の間のアラバスタは現世界政府陣営だったということになります。
今でも世界政府の加盟国ですので不思議はありませんがいささか疑問に残ります。
そんな天竜人陣営のアラバスタにポーネグリフを光月家の人は残すでしょうか?
ここでアラバスタに関する考察です。
もしくは線は薄いですが天竜人陣営にも光月家がいた場合も考えられます。
そうなると五老星の刀を持った爺さんが怪しいですね。
また過去のコブラの発言に関する考察です。
語られぬ歴史は紡ぐことができるのか?…ならばなぜ我々はー
ワンピース アラバスタ国王コブラ
この発言からは語られぬ歴史を紡ぐことはできないと思わされていたと推測できます。
世界政府からはポーネグリフを読み解くことを禁止されている世界であるからアラバスタ家では脈々とポーネグリフを守ってきました。
そこから考えられる疑問としては、
ポーネグリフを紡ぐことができるのであれば、なぜ我々(アラバスタ家or世界)はポーネグリフを守っているのか?もしくは読み解くことが禁止されているのか?
ということになります。
この疑問自体は少々そのままなので考察不足かもしれません。
星にまつわる考察

ワンピースには星にまつわる単語がよくでてきます。
それらについていろいろと考察してみました。
超新星と五老星
星に関する単語の中でこの2つは際立って目立っていると思います。
スーパールーキーのことをなぜか新星という単語で表現しています。
いろいろな表現の仕方があるにも関わらず超新星です。
それに対して天竜人のトップである五老星についても星という単語がついています。
賢人だったりこちらもいろいろと表現の仕方があるにも関わらず星でかぶっています。
これは意図的にやっていると考えてもよいと思います。
今後の大きな戦争が起こるときに「超新星」vs「五老星」という対図を描くのではないかと予想しています。
新しい星と古い星。
これらが闘うというのは熱いのではないでしょうか。
白ひげの戦争で大将や七武海の戦闘を見せてしまったのでさらに盛り上げるには天竜人も出てこなければいけないかと。
五老星は宇宙人?
追加で五老星についての考察です。
星であるということで突拍子も無い考察をしたいと思います。
皆さんはオハラの地球儀を覚えていますでしょうか?

こんな地球儀です。
衛星がいくつかあるのがわかりますよね。
月らしきものを除くと衛星が5つあります。
五老星の数と一致しますね!
月が出てくる扉絵では宇宙海賊も出てきます。
そう考えると五老星たちがそれぞれの星からきていてもおかしくはないですよね!

少し無理があるの。
月と空島とシャンディア
ワンピースでは扉絵の内容にも伏線が張り巡らされており、ファンの間でもいろいろと考察が進んでいます。
その中でもエネルが月に行く扉絵は重要な伏線に思えます。
月の都市ビルカには壁画があり、そこには翼をもった人が青色の星へ飛び立つことが描かれています。

一人はコニスのように頭に角が生えており横に広がった翼の人。
一人はシャンディアの戦士のように短い翼で横に広がっています。
一人は神官たちのように翼が下に向いています。
これらのことから、空島の人々やシャンディアの戦士、神官、ウルージなどは月からの子孫であると推測できます。
年表でも確認すると、シャンディアは1000年以上前から繁栄していることになります。
※空島でのロビンが古代文字を読み解き1100年前から繁栄
そうなると1000年以上前に月の人々は青海に降り立っているとわかります。
空島の人々だけが翼をもっているのではなく、ノーランドがたどり着くジャヤ(シャンドラ)の戦士たちも翼をもっています。
そのことからもシャンドラは月から来た人々とみてよいでしょう。
また、エネルの故郷である空島のビルカという名前からも月の人々の子孫であると考えられます。
月の都市の名前と空島の名前が同じであることから、故郷の都市名をつけたことがわかります。
エネルがマクシムで月に向かったのも故郷に還るためであったと思われます。
月の都市には電気で動く兵士たちがいることから電気文化も発展していたと考えられます。
その電気文化をもった月の民が青い星に降り立って何も成していないとは考えられません。
巨大な王国にも関係する何かをしていると推測できます。
時系列でいくとシャンドラが栄華を誇るのが1100年前からで、空白の100年は900年前からになることから月の民が降り立ってすぐに事件が起きたとは考えられません。
数百年をかけて月の民たちは青い星に溶け込んでいきます。
その技術や文化を活かし、月の民と現地の人が交流することで巨大な王国が築かれると予想します。
その中で次の技術ができあがったのかと。
②悪魔の実
③ポーネグリフの製造技術(ワノ国)
ワノ国が当時は開国しており、そこの文化と交流することで海楼石を加工する技術が出来上がりのちにポーネグリフの加工技術の元になると予想します。
ワノ国編でバジル・ホーキンスが次のように話しています。
世界に拡がる「海楼石」はこの国で生まれたんだ
そんなに小さく加工できる技術者はワノ国にしかいない
出典:ONE PIECE(尾田栄一郎/集英社) バジル・ホーキンス
海楼石は基本的にダイヤモンド並みの硬度であるといわれており、壊れるものではないです。
このあたりもポーネグリフとの関係性がすごいありそうですね。
光月家だけがポーネグリフに彫刻できるのにも理由がありそうです。
光月家と月の民
ポーネグリフを加工できる光月家にも「月」という文字があります。
ここから月に関係する一族であると予想がつきます。
月の民は翼があるため、末裔ではなく混血もしくは技術を受け継いだものではないでしょうか。
私は巨大な王国は多種多様な民族によって成り立つ王国であると予想しており、光月家はその国に住んでいた一族であると考えています。
※巨大な王国の考察は別記事にしたいと思います。妄想が止まりませんね。
ミンク族と月の獅子(スーロン)
ミンク族の月の獅子化(スーロン)も月が関係しています。
ミンク族は満月をみると身体能力が驚異的に強化される特殊能力があります。
電撃を扱えることからも月との関係性がありそうです。
月の古代都市ビルカではエネルが放電することで兵士たちが復活する描写があります。
電撃で動く兵士・都市と電撃を扱えるミンク族には何かしらの関係性がありそうです。
以上が星関連の考察です。
まとめ

いかがでしたでしょうか。
一覧で時系列をみると1000年における歴史を感じられるのではないでしょうか。
巨大な王国、ズニーシャ、テキーラウルフ、ノア、イム様などワクワク要素がまだまだたっぷりです。
あと数年で完結するとは思いますが怒涛の伏線回収になるんでしょうね。
今からすごい楽しみです。
では最後に本記事を五七五でまとめたいと思います。(恒例です。)
追う(王)歴史
時(解き)明かされる
もうすこし
ここにきてONEPIECEの謎に迫っている気がして楽しくなってきましたね。
いくつか考察が楽しくなってきたので記事を書いていくと思います。
ご興味があればお読みいただけると幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
他のまとめ五七五は以下にまとめていますよ。
記事:これまでのまとめ五七五
ではでは。