ワイン素人が各ブドウ品種の有名ワインで打線組んだ

彷徨うシカ
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ボトル・ドリームという映画を観てワインについて詳しく調べようと思いましたが、カタカナが多くて覚えらえない。。。

ブドウの品種名から畑の名前、生産者などでいろいろあるから覚えづらいの。

導くフクロウ
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こんにちは。シカです。今回はワインについて書いていきたいと思います。

先日アメリカワインがフランスワインに勝利するというパリスの審判で有名な「ボトル・ドリーム」という映画を観てからワインに興味をもち、いろいろと調べてみました。

ボトルドリームを観た感想については以下の記事をご確認ください。


この映画に触発されましたが、なかなか覚えられない。

味わいの表現の仕方もなんとなく似ていて一緒じゃないかと悪態をつきながら勉強していました。

彷徨うシカ
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シャルドネとかメルローっていう銘柄があると思っていたくらい初心者です。あれ、ブドウの品種なんですね。


ふとした瞬間にプロ野球として喩えてみると覚えやすいのではと思い付き、わかりやすいように打線を組んでみました

本記事でわかることは以下の点です。

本記事でわかること
・ワインはブドウの品種、生産地、生産者で味が変わる
・ブドウの品種に大きな特徴がある
・野球の打線イメージがあれば雰囲気がつかめる


独断と偏見で選んでいるのと、ワイン知識も素人が調べながら書いていますので間違いなどあればご指摘のほどお願いいたします。

ワイン素人が各ブドウ品種の有名ワインで打線組んだ

それでは早速打線を発表させていただきます。

※前提としてブドウ品種で1ポジションとしています。
 スティルワインに絞っています。
 基本的に畑名か生産者・醸造所名にしています。間違っていたらご指摘いただけると幸いです。

本記事では次のように定義してみました。

ブドウの品種=ポジション(例:レフト)

生産地=球団名(例:西武ライオンズ)

生産者・醸造所=選手名(例:金子 侑司)


ではオーダーをみていきましょう。

打順:1番
ポジション:レフト
醸造所:シャトー・オー・ブリオン
品種:ソーヴィニヨン・ブラン
喩え選手:金子 侑司

打順:2番
ポジション:セカンド
醸造所:シャトー・ペトリュス
品種:メルロー
喩え選手:外崎 修太

打順:3番
ポジション:ショート
商品名:ロマネ・コンティ
品種:ピノ・ノワール
喩え選手:坂本 勇人

打順:4番
ポジション:サード
醸造所:シャトー・マルゴー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
喩え選手:中村 剛也

打順:5番
ポジション:ファースト
醸造所:シャトー・オーゾンヌ
品種:カベルネ・フラン
喩え選手:山川 穂高

打順:6番
ポジション:センター
畑名:シャルツホーフベルガー
品種:リースリング
喩え選手:青木 宣親

打順:7番
ポジション:DH
醸造所:オーパス・ワン
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
喩え選手:松田 宣浩

打順:8番
ポジション:キャッチャー
商品名:コート・ロティ・ブロンド
品種:シラー
喩え選手:會澤 翼

打順:9番
ポジション:ライト
醸造所:シャトー・メルシャン
品種:甲州
喩え選手:西浦 颯大

先発
ポジション:ピッチャー
商品名:モンラッシュ
品種:シャルドネ
喩え選手:菅野 智之

中継ぎ
ポジション:ピッチャー
生産地名:ムルソー
品種:シャルドネ
喩え選手:サンチェス

抑え
ポジション:ピッチャー
醸造所名:シャトー・モンテレーナ
品種:シャルドネ
選手:千賀滉大


いかがでしょうか。

けっこう下調べもして決めてみました。

五大シャトーを入れたかったですが、各ブドウの品種に合わせて決めましたので省いています。

導くフクロウ
導くフクロウ

五大シャトーとは、ワイン生産地であるボルドー地域の有名な醸造所のことじゃな。シャトー・マルゴー、シャトー・ラフィット・ロスチャイルド、シャトー・ラトゥール、シャトー・オー・ブリオン、シャトー・ムートン・ロスチャイルドがあるぞい。


打線の解説をします。


1番、2番では軽めで爽やかな白ワインと赤ワインで着実に塁をすすめます。

そのあと3番、4番、5番は超重量級打線です。

3番のロマネ・コンティは白ワインでありながらも絶対的な存在感で必ず仕事をしてくれます。

そして4番、5番はどちらもボルドーの赤ワインで重たくどっしり攻めます


彷徨うシカ
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ホームランも打てますし、ピッチャーだったらかなり怖い打線ですね。


続いてつなぎの6番では仕事人かつ繊細で丸みのあるシャルツホーフベルガーを置きました。

7番にはDHでまたもやカベルネ・ソーヴィニヨンで点取り屋のオーパス・ワンです。

8番には男くさくやるときはやるコート・ロティ・ブロンドをおき、ここでも点をとれるようにします。

9番には控えめで穏やかながらもいぶし銀で渋いシャトー・メルシャンでしっかり1番につないでもらいます。


ミスターフルスイングのダブルチャンス打線を彷彿とさせる重たい打線にしてみました。


ピッチャー陣についても解説します。


ピッチャー陣は特徴的にもシャルドネ(=ブドウの品種のこと)になります。

シャルドネで有名な3つのワインを並べています。

間違いないピッチングをしてくれるでしょう。

実際には全員先発でいけてしまうので、お互い干渉しないかどうかが懸念材料ですね。


ではそれぞれ詳しくみていきましょう。

打線の詳細解説

打者ひとりずつ詳しく解説していきます。


ポジションごとに特徴のある野球ですが、ブドウの品種も品種ごとに特徴があります。

そのイメージに合うように定義しています。

次の通りです。

ポジションとブドウ品種
ピッチャー:シャルドネ(白ワイン)
キャッチャー:シラー(赤ワイン)
ファースト:カベルネ・フラン(赤ワイン)
セカンド:メルロー(赤ワイン)
サード:カベルネ・ソーヴィニョン(赤ワイン)
ショート:ピノ・ノワール(赤ワイン)
レフト:ソーヴィニヨン・ブラン(白ワイン)
センター:リースリング(白ワイン)
ライト:甲州(白ワイン)


生産地も球団名で定義しています。

球団名と生産地
埼玉西武ライオンズ:ボルドー(フランス)
読売ジャイアンツ:ブルゴーニュ(フランス)
福岡ソフトバンクホークス:ナパ・バレー(アメリカ)
東京ヤクルトスワローズ:モーゼル(ドイツ)
広島東洋カープ:ローヌ(フランス)
オリックスバッファローズ:山梨(日本)

※あくまでも喩えですのでご了承ください。

そして生産者・商品名を選手にしています。

商品名が生産者の名前だったり、そのシャトーの細かい銘柄などありますがざっくり選手でまとめています。

以上が考えた時の前提条件になります。

では、1番からみていきましょう。


1番(左)シャトー・オー・ブリオン

まず1番には爽やかで生き生きとしたワインを選んでみました。

概要は次のとおりです。

品種:ソーヴィニヨン・ブラン(レフト)

産地:ボルドー(西武ライオンズ)

生産者:シャトー・オー・ブリオン(金子 侑司)


ブドウの品種はソーヴィニヨン・ブランとなります。

特徴は以下のとおりです。

柑橘系の香りが特徴。

さわやかな酸味を活かしており、飲み口が軽い。

口内でいきいきとした酸味を感じられる。

さっぱり系。

この特徴的に野球のポジションでいうとレフトとしました。

どのポジションも動けないといけませんが、レフトも内野カバーなどで動きますし肩も強くないといけないので強靭な肉体と軽快さが必要です。

これらの特徴はソーヴィニヨン・ブランにぴったりです!!!(無理やり感…)


続いて産地についてです。

産地はフランスのボルドー地方になります。有名ワインがたくさんある地域ですね。

特徴は次のとおりです。

比較的温暖な海洋性気候

粘土質、砂質、砂利質、石灰質といった多彩な地理的条件

ジロンド川から流れる土壌の影響もあり重厚で調和のとれた味わい。ブレンドが多い。


(西武ライオンズのように打撃中心で調和のとれた打線は強力です。まさにライオンのような王者感があるでしょう。)


また、五大シャトーであるシャトー・オー・ブリオンのソーヴィニヨン・ブランの特徴は次のとおりです。

輝きのあるレモン色の色調。

パイナップルやオレンジなどの柑橘のアロマが広がり、濃密で生き生きとした味。


最高級の甘味をもち、辛口なのに軽い。


(甘いマスク、いきいきとしたプレー。まさしく盗塁王の金子選手。)

とにかくこのワインの特徴は柑橘系の香りで生き生きとしていますし、辛口ながらも軽いとのことです。

これは西武ライオンズの金子選手ですね。

2020年の年俸も1億2000万円ですので、しっかりとした億超えプレーヤーです。

少しお高いですが、金子選手のようなさわやかな飲み口が最高な銘柄です。

彷徨うシカ
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Amazonみたらめちゃくちゃ高いですね。。。笑

2番(二)シャトー・ペトリュス

2番は赤ワインではありますが飲みやすいメルローのワインを選びました。

打ってよし、繋いでよしなのでここからクリーンナップにしっかりと繋いでくれるでしょう。

概要は次のとおりです。

品種:メルロー(セカンド)

産地:ボルドー(西武ライオンズ)

生産者:シャトー・ペトリュス(外崎 修太)


ブドウの品種的には次の特徴があり、そこからセカンドというポジションにしました。

丸みを帯びた豊かな味わいで、滑らかな舌触り

香りはブラックチェリーやコーヒー・チョコの香り。

酸味やタンニンは強くない。
(野球でいうとセカンド。やさしいボールタッチ。まろやかで器用な選手が多い。)

産地についてはまたしてもボルドー(西武ライオンズ)です。

彷徨うシカ
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良い選手が多いですねー。

続いてシャトー・ペトリュス自体の特徴は次のとおりです。

粘土質の畑から生まれる希少なワイン
経年とともにセクシーな香りと複雑さが増し、煮詰めたジャムのような極上の味わいになる。
(西武の職人である外崎選手のようにバランスがよく絶妙な守備で魅せつける。

赤ワインながらも飲みやすいメルローは走攻守すべてそろっている外崎選手にぴったりですね。

ちなみに2020年の年俸は1億4000万円です。

徐々に打率が上がっているのも経年的に味わい深くなるワインと似ていますね

以下参考です。

  • 2015年度:打率0.186
  • 2016年度:打率0.176
  • 2017年度:打率0.258
  • 2018年度:打率0.287
  • 2019年度:打率0.274
彷徨うシカ
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年ごとに成績が異なるのもワインと似ていますね。「10年に1度の最高傑作」など。

そしてこれもまたお高い。。。

3番(遊)ロマネ・コンティ

3番に来ました。超超超有名なワインロマネ・コンティです。


4番でもよいですが、3番で確実に仕事をしてくれるでしょう。

味わい的にも3番かつショートですね。

概要は次のとおりです。

品種:ピノ・ノワール(ショート)

産地:ブルゴーニュ(読売ジャイアンツ)

商品名:ロマネ・コンティ(坂本 勇人)


ブドウの品種的には次の特徴があり、そこからショートというポジションにしました。

香りはアロマで赤い果実が多い

心地よい酸味と果実味がある。

滑らかな口当たりが特徴。

色は鮮やかな色調で明るいルビー色

ミディアムボディ


(野球でいうとショート。なめらかな動きで守備をする。打撃もよし。チームの要。)


産地はこちらも有名なブルゴーニュ地方になります。

冷涼な大陸性気候。

乾燥しがち。

1日の寒暖差が激しい。

単一品種でつくる。

石灰質と粘土質がメイン。

それぞれ土地ごとに個性があり、赤でも白でも有名なワインがありワイン生産地の王様と呼ばれる。


(ジャイアンツのように圧倒的個性で巨人にあり続ける伝統的なワイン生産地です。)

ボルドーと異なるのは単一品質でつくることが多いということです。

まさしく個性が強い読売ジャイアンツの風潮に合っていますね。

ワイン界でも相当な巨人として君臨しています。


続いてロマネ・コンティ自体の特徴は次の通りです。

1本のワインを生産するのに3本のブドウ木を使用する。

妖艶でエレガントかつ華やかなアロマ、100%ピノノワールのみで構成されているが複雑な土の深みも加わり魅惑的な味わいになっている。


(甘いマスクでありながら、守備良し打撃良しで年俸も高い坂本選手です。)

出典:読売ジャイアンツHPより

エレガントな守備から甘いマスク、粘り強く力強いバッティングはまさしくロマネ・コンティでしょう。

2020年の年俸も5億円というプロ野球選手の中でも超トップクラスの金額をもらっています。

金額が高いロマネ・コンティにふさわしい選手ですね。

なんとロマネ・コンティの価格を調べたら100万円を普通に超えてました…

年にもよるのでしょうが、なんてお高い…

4番(三)シャトー・マルゴー

さて、4番打者のシャトー・マルゴーです。

重量級で印象強いまさに4番打者の王者にふさわしいワインです。

概要は次のとおりです。

品種:カベルネ・ソーヴィニョン(サード)

産地:ボルドー(西武ライオンズ)

醸造所名:シャトー・マルゴー(中村 剛也)


ブドウの品種的には次の特徴があり、そこからサードというポジションにしました。

渋さと酸味のバランスがとれたワイン。

赤ワインらしい濃厚でガツンとした飲みごたえ

まさに赤ワインの王様

色も濃厚。フルボディ。
(野球でいうとサードどっしり構えて守備も堅実強打者が多いです。)


続いて産地はまたもやボルドー(西武ライオンズ)です。

ボルドーの特徴は割愛します。

次にシャトー・マルゴー自体の特徴です。

ワインの女王」圧倒的なエレガンス感。

華やかで芳醇な香り。

しなやかできめこまかい。繊細。
美しい動作でホームランを量産する中村選手のような優雅さがあります。)

おかわり君という愛称で有名な中村選手ですが、フォーム自体はすごくゆったりとしていて優雅さを感じます。

そこから描かれるホームランの放物線は美しく・エレガンスです。

まさしくワインの女王であるシャトー・マルゴーにふさわしい選手です。

ちなみに年俸3億5000万円です。

シャトー・マルゴーは比較的安い商品もあるようです。

5番(一)シャトー・オーゾンヌ

続いても強打者の5番ファースト”シャトー・オーゾンヌ“です。

概要は次のとおりです。

品種:カベルネ・フラン(ファースト)

産地:ボルドー(西武ライオンズ)

醸造所名:シャトー・オーゾンヌ(山川 穂高)


ブドウの品種的には次の特徴があり、そこからファーストというポジションにしました。

明るめの色合いでほどよい酸味と渋みをもった繊細な味わい

ミディアムボディもあるが、フルボディになることも。

やわらかいタンニンフレッシュな香り


(野球でいうとファースト。あまり守備面では大きく動かないが、打撃でみせるほどよい重み。)


そして産地はまたまたボルドー(西武ライオンズ)です。詳細は割愛します。

次にシャトー・オーゾンヌの特徴です。

明るいベリーの甘みスパイシーさをあわせもつ力強い、奥深い味わいをもつワイン


どすこいパフォーマンスなど明るさをみせつつ、要所でホームランを量産する力強い山川選手が相当します。)

ホームランを打ったあとに”どすこいパフォーマンス“をすることで有名な若きホームランメーカー山川選手がシャトー・オーゾンヌに匹敵します。

明るさをもつパフォーマンスもありつつ、力強いスイングでホームランを量産する。

ちなみに2020年の年俸は2億1000万円です。

彷徨うシカ
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ワイン自体はほどほどにお高い。。。

6番(中)シャルツホーフベルガー

案外6番打者が打点を稼ぐことも分かっているように6番も大事な打順になります。

重たい打線が続いたので技術力のあるアベレージヒッターシャルツホーフベルガーを6番としています。

概要は次のとおりです。

品種:リースリング(センター)

産地:モーゼル(ヤクルトスワローズ)

商品名:シャルツホーフベルガー(青木 宣親)


ブドウの品種的には次の特徴があり、そこからセンターというポジションにしました。

根が地中深くまで伸び土壌のミネラルをしっかり吸収する

比較的寒冷な地域でつくられており、しっかりとした果実味アロマが特徴。

歯切れのよい酸味で甘口から辛口まである

(幅の広さはまさにセンター。しっかりレフト、ライトのカバーをする外野の要。)


産地はドイツのモーゼル地域です。

特徴としては次のとおりです。

30度以上の急斜面の畑が多く、リースリング栽培に適している。

ドイツの中では気候も安定しており、日中に熱を蓄え、夜に放熱する石の多い土壌で長期熟成にも耐えうるワインができあがる。

(厳しい状況下でも長い期間で良い選手がそろっているヤクルトスワローズがふさわしい。)

順位的に厳しい状況が続いているヤクルトスワローズですが、良い選手はそろっていますのでそんなところをドイツのモーゼル地域と重ね合わせてみました。


続いてシャルツホーフベルガー自体についてです。

ワインを開けた瞬間に周囲にあふれる果実味の強いアロマ非常に繊細で柔らかな口当たり

美しくも丸みのある味わい

白ワインのロマネコンティ

バッティングセンス光る青木選手。絶妙なバットコントロールは王者の貫禄。)

メジャーリーグでも活躍した日本を代表するアベレージヒッターである青木選手のバットコントールやきれいなヒットの連続は美しくも丸みのある味わいであるシャルツホーフベルガーと似ています。

ちなみに2020年の年俸は3億4000万円です。

ワイン自体のお値段はそこそこお高いですね。

7番(DH)オーパス・ワン

ここで重量級のワインを再度もってきました。

DHでの採用です。

本ワインはカベルネ・ソーヴィニョン(サード)なのですが、シャトー・マルゴー(中村選手)とかぶりましたのでDHでのご紹介です。

品種:カベルネ・ソーヴィニョン(DH or サード)

産地:ナパ・バレー(福岡ソフトバンクホークス)

商品名:オーパス・ワン(松田 宣浩)


カベルネ・ソーヴィニョンの特徴はシャトー・マルゴーにてしましたので割愛します。

続いて産地については、アメリカのナパ・バレー(福岡ソフトバンクホークス)になります。

特徴は次のとおりです。

地中海性気候。

夏の日差しで乾燥する。

恵まれた日射量を活かした力強いワインができる。

(フランスワインなどの伝統的なワインではなく新世界の力強いワインを育たせるナパ・バレー恵まれた資金力で強いチームをつくりあげるソフトバンクのようにパワフルです。)

ワイン界では新しいワインとされるアメリカのワインもおいしい銘柄がたくさんでています。

フランスワインよりもおいしいと評価されるワインも少なくなく、ソフトバンクのように年々強くなっています。


続いてオーパス・ワン自体の特徴です。

フレッシュな果実味が特徴。

親しみがありつつ高貴な香りをまとうワイン

(「熱男」でおなじみ松田選手のように爽やかさもあります。)

ホームランを打ったあとに球場のみんなでやる「熱男」も親しみやすい印象を与える松田選手は親しみやすく、高貴な味のオーパス・ワンによく似ています。

実力も人気・知名度も抜群のオーパス・ワインはまさに松田選手でしょう。

ちなみに松田選手の2020年の年俸は4億5000万円です。

ワイン自体のお値段もそこそこですね。

8番(捕)コート・ロティブロンド

8番に男らしいワイン“コート・ロティ・ブロンド”を置きました。

概要は次のとおりです。

品種:シラー(キャッチャー)

産地:ローヌ(広島東洋カープ)

商品名:コート・ロティ・ブロンド(會澤 翼)


ブドウ品種のシラーは次の特徴がありますので、キャッチャーとしました。

スパイシーでパワフルな味わい。

タンニン・酸味が強い

香りは黒コショウのようなスパイシーさ。色は濃厚です。

(野球でいうとキャッチャー土にままれるパワフルな選手が多い。)


産地はフランスのローヌ地方(広島東洋カープ)となります。

比較的おだやかな大陸性気候

ローヌ渓谷から地中海に吹き抜ける乾燥した冷たい風が畑を乾燥させる。

風が強く、果実の大きさも小さくなる。

ミストラルのおかげでバランスのよいワインが特徴

(広島東洋カープのようにバランスよく、凝縮したパワーをもっているローヌ地域

風当りが強くともしっかり前を向きバランスよくチームをまとめあげる広島東洋カープのような特徴をもっています。

地方でも強いチームをつくりあげる広島とローヌは通ずるところがありますね。


続いてコート・ロティ・ブロンド自体についてです。

香りも強く、濃厚で力強い味わいなため男性的なワインと称される。

若いと飲みづらいが熟成するとまろやかになる

(徐々に頭角を現した男らしい男會澤選手がふさわしい。)

出典:日本野球機構HPより

キャッチャーとして長年広島東洋カープを支え続け、男らしい見た目と徐々に頭角を現す姿はまさにコート・ロティ・ブロンドでしょう。

ちなみに年俸は1億8000万円です。

ワイン自体もそこそこ高くなっています。

9番(右)シャトー・メルシャン

日本の甲州というブドウの品種から”シャトー・メルシャン“を選出しました。

概要は次のとおりです

品種:甲州(ライト)

産地:山梨(オリックスバッファローズ)

商品名:シャトー・メルシャン(西浦 楓大)


まずは甲州の特徴です。

フレッシュかつ軽い味わいの辛口白ワイン

糖度があがりづらい品種。

穏やかで控えめな「和」の印象

主張しすぎない。

後味に少し苦み・渋みが残ることも。(それもまた粋)

いぶし銀な活躍が必要なライト。堅実なプレーが必要。)


続いて産地の特徴です。

高温多湿な日本ではブドウを栽培しづらいが、日本にあう「甲州」というブドウが生まれた

山梨は昼と夜の温暖差が激しく、風が強いのは良い条件であるが、梅雨や台風があることは条件的によくない。

気候的に厳しい分、それぞれの醸造所で試行錯誤がおこなわれ個性的ななワインが多い。

(最近低迷しているオリックスバッファローズを選出)


そしてシャトー・メルシャンの特徴です。

シャトーメルシャン岩崎甲州はバニラやバターの熟成した香り柑橘類のアロマが特徴。

フレッシュな酸味とほろ苦さが特徴。

(超若手の西浦選手はまさにフレッシュ。期待の星。)

オリックスのフレッシュな西浦選手がまさにこれから格式を上げる甲州ワインのシャトー・メルシャンにふさわしいと思い選出しています。

ちなみに年俸は1350万円です。

ワイン自体はお値段も求め易い金額になっています。

投手陣の詳細解説

続きまして投手陣のご紹介です。

投手陣はポジション的にすべてシャルドネです。


先発(投)”モンラッシュ

先発はシャルドネで有名なモンラッシュです。

品種:シャルドネ(ピッチャー)

産地:ブルゴーニュ(読売ジャイアンツ)

商品名:モンラッシュ(菅野 智之)


シャルドネの特徴は次のとおりです。

土地の気候醸造方法の影響を受けやすい品種。

順応性が高いためどこでも良質なワインになる。

ブドウそのものに特徴は無いが、土地によって変化を遂げる

(野球でいうとピッチャー。投手は投げ方や球種など個性が様々なため。)


産地はブルゴーニュ(読売ジャイアンツ)になり、解説していますので割愛します。

モンラッシュ自体は次の特徴があります。

金属的で鋼のように凛々しさのあるワイン

黄金色で辛口、熟成すると広がるアロマの香りが高貴さと優雅さを感じさせます。

(圧倒的なピッチングをみせる菅野投手がふさわしいです)

出典:読売ジャイアンツHPより

読売ジャイアンツの絶対的エースとして君臨する菅野投手は凛々しさのある圧倒感をもつモンラッシュといっても過言ではないでしょう。

ちなみに菅野投手は2020年の年俸6億5000万円です。

ワイン自体はそこそこお高いです。

中継ぎ(投)ムルソー

シャルドネとして有名なムルソーのご紹介です。

品種:シャルドネ(ピッチャー)

産地:ブルゴーニュ(読売ジャイアンツ)

商品名:ムルソー(サンチェス)


シャルドネとブルゴーニュ(読売ジャイアンツ)の説明は割愛します。

ムルソーの特徴は次のとおりです。

ムルソーは、果実味が肉厚でコクのある味わいが特徴です。先ほど説明した石灰岩層の土壌で造られることから、ミネラルを豊富に含み、奥行きのある白ワインを堪能することができます。

他の地域と比べると柔らかく飲みやすいのも特徴です。

銘柄によって、濃密でクリーミー、しなやかでふくよか、上品でエレガント、フルーティーでアロマティック、余韻が深い味わい、繊細で精巧といった味わいの広がりがあります。

出典:MELLOWより

ブルゴーニュということで巨人軍のサンチェスを選出しています。球速が早いですが、コントロールが良いので試合づくりは抜群です。

2020年の年俸は3億4000万円です。

ワイン自体は少しお高めです。

抑え(投)シャトー・モンテレーナ

アメリカワインを世に知らしめたシャトー・モンテレーナのご紹介です。

品種:シャルドネ(ピッチャー)

産地:ナパ・バレー(福岡ソフトバンクホークス)

商品名:シャトー・モンテレーナ(千賀滉大)


シャルドネとナパ・バレー(福岡ソフトバンクホークス)の特徴は割愛します。

シャトー・モンテレーナの特徴は次の通りです。

柑橘系の香りに洋梨のニュアンス。

とろみも感じるまろやかなコクと引き締まった酸のバランスがとても良く、ほのかな樽香とともにフルーツの余韻が口の中に心地よく時間をかけて残ります!

洗練された味わいはまさにエレガント!どこの国の人も美味しく飲める国境を越えたワインといえます!!

出典:しあわせワイン倶楽部
出典:日本野球機構より

高校時代は無名でしたが一気にプロ野球3年目で花を開きソフトバンクのエースとなった千賀選手はまさにボトルドリームをつかんだシャトー・モンテレーナといえるのではないでしょうか。

ちなみに2020年の年俸は3億円です。

ワイン自体は少しだけお高めです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

もう一度オーダーをおさらいしてみましょう。


1番(左):シャトー・オー・ブリオン
 【白:ソーヴィニヨン・ブラン】
 (喩え選手:金子 侑司)

2番(二):シャトー・ペトリュス
 【赤:メルロー】
 (喩え選手:外崎 修太)

3番(遊):ロマネ・コンティ
 【赤:ピノ・ノワール】
 (喩え選手:坂本 勇人)

4番(三):シャトー・マルゴー
 【赤:カベルネ・ソーヴィニヨン】
 (喩え選手:中村 剛也)

5番(一):シャトー・オーゾンヌ
 【赤:カベルネ・フラン】
 (喩え選手:山川 穂高)

6番(中):シャルツホーフベルガー
 【白:リースリング】
 (喩え選手:青木 宣親)

7番(DH)オーパス・ワン
 【赤:カベルネ・ソーヴィニヨン】
 (喩え選手:松田 宣浩)

8番(捕):コート・ロティ・ブロンド
 【赤:シラー】
 (喩え選手:會澤 翼)

9番(右):シャトー・メルシャン
 【白:甲州】
 (喩え選手:西浦 颯大)

先発(投):モンラッシュ
 【白:シャルドネ】
 (喩え選手:菅野 智之)

中継ぎ(投):ムルソー
 【白:シャルドネ】
 (喩え選手:サンチェス)

抑え(投):シャトー・モンテレーナ
 【白:シャルドネ】
 (選手:千賀滉大)


こうしてみると各ブドウの品種で特徴がみえてこないでしょうか?

軽いものから重たいもの、男くさいものから女性的に甘いものなど特徴はそれぞれです。

ご紹介したワインは甲州ワイン以外は手を出したことがないため、今後機会があればのんでみたいなと思います。


ポジション(品種)を覚え、各球団(地名)を覚えていけば飲みの場が楽しくなりそうですね。

年度ごとに野球選手と同じで成績も異なります。

あの年は巨人のあいつがすごかったなーと年ごとの仕上がりを記憶できればもうしっかりワインマニアです。

彷徨うシカ
彷徨うシカ

私は野球ならまだしもワインはまだまだです。これから徐々に勉強です。


最後に本記事を五七五でまとめたいと思います。(本ブログでは恒例です。お付き合いください。)

ブドウと地

特徴覚えて

飲みたのし

彷徨うシカ

知っているのと知らないのでは味わい方が違いますよね。

本記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

他のまとめ五七五は以下にまとめていますよ。

記事:これまでのまとめ五七五

ではでは。